晩秋の奥嵯峨 [お寺]
晩秋の奥嵯峨に、ひっそりと佇む「祇王寺」
今年は、すこし遅めの紅葉狩り。
すっかり落ちてしまった紅葉も、なかなか素敵です。
すっかり落ちてしまった紅葉も、なかなか素敵です。
祇王とは「平家物語」に出てくる女性で、平清盛に愛された白拍子でした。
でも清盛の愛は長くは続かず、傷ついた祇王はこの奥嵯峨で、母と妹と静かに暮らしました。
でも清盛の愛は長くは続かず、傷ついた祇王はこの奥嵯峨で、母と妹と静かに暮らしました。
祇王寺に住む、白い猫。
もしかしたら、祇王が猫となり、
誰かを待ち続けているのかもしれませんね。
誰かを待ち続けているのかもしれませんね。
あの時からずっと・・・。
ちいさな藍美術館 [レトロ建築]
重要伝統的建造物群保存地区。
かやぶきの里「美山」へ。
かやぶきの里「美山」へ。
その日は、朝からいい天気だったのに、
急に辺りが暗く雨がポツポツと・・・。
傘を持っていなかった私は、急いで近くの民家へ駆け込みました。
急に辺りが暗く雨がポツポツと・・・。
傘を持っていなかった私は、急いで近くの民家へ駆け込みました。
民家だと思ったその場所は「小さな藍美術館」という名前の、藍工房。
雨が止むまでの間、私はそこで藍染の見学をすることに。
そこは、藍染作家の「新道弘道さん」の
工房兼自宅で、作業をする中
熱心に藍染の話をしてくれました。
工房兼自宅で、作業をする中
熱心に藍染の話をしてくれました。
藍染の歴史や、世界の布の話。
二階には、新道さんが世界で集めた藍染資料。
そして、新道さんの奥さん手作りの藍染雑貨。
気がつくと雨は止んでいて、綺麗な青空が広がっていました。
今、目の前に在るのは、工房で買った、とてもとても小さな藍染雑貨。
この中に詰まっている思いに、心は大きく揺さぶられていました。
この中に詰まっている思いに、心は大きく揺さぶられていました。
小さな藍美術館
京都府南丹市美山町北上牧41
開館時間 午前10時~午後5時
休館日 木・金曜日
冬季休館 12月1日~3月19日
TEL0771・77・0746
藍
藍は古代エジプトのミイラに巻かれた布に見られるように、地球上で最も古い重要な染料のひとつ。その後インド・中国へと広がったといわれています。
ひとりごと
昔学校の授業で、虹の7色を答えなさいと言われ、濃い青を「紺」と答えたら、「藍」だと訂正されました。虹の色は「赤、橙、黄、緑、青、藍、紫」です。
cafe ねこぱん [カフェ]
京都府南山城村に
明治7年に開校された、とても古い小学校がありました。
でも平成15年、この場所から子ども達の声は消えました。
廃校・・・。
明治7年に開校された、とても古い小学校がありました。
でも平成15年、この場所から子ども達の声は消えました。
廃校・・・。
そして今、地元の皆さんの協力で
再び人々が集まる場所として、当時の雰囲気を残したまま
小学校は、工房+CAFEとして息を吹き返しました。
再び人々が集まる場所として、当時の雰囲気を残したまま
小学校は、工房+CAFEとして息を吹き返しました。
「こっちだよ」
「cafe ねこぱん」です。
椅子やテーブルのほとんどは、学校で使われていたもの。
なんだかホッとするね。
ランチは、お好きなベーグルを1つ選んで
食後に、コーヒーを頂きます。
お腹がいっぱいになった後は、校内を探索。
ギャラリーや工房も併設されていて、楽しい時間を過ごすことが出来ました。
cafe ねこぱん
営業日 第1・2・3土曜日 第3日曜日
AM11:00~17:00
ランチは、予約したほうがよいかも
問い合わせ 080・2433・7272
工房・ギャラリー は・ど・る
営業日 第1・2・3土曜日 第3日曜日
AM11:00~17:00
問い合わせ 0743・93・0101
(南山城村役場総務課)
相楽郡南山城村田山中シヨジ
(旧田山小学校)
HPはこちらから
未来につなごう~
「みんなの廃校」プロジェクト
(文部科学省)
少子化に伴い、廃校だらけの今、いらなくなった建物を壊すのではなく再生させるということが、各地域で行われています。それは、カフェであったりギャラリーであったり。
今、「廃校プロジェクト」として、日本全体が動き始めています。
HPはこちらから