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小野小町と随心院 [お寺]


「花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに」
小野小町

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小野小町ゆかりの寺、随心院。 ここには悲しい恋の物語があります。

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絶世の美女と称され、世の男性の注目を一身に浴びていた小町に
熱心に求愛する深草少将という人物がいました。
小町はその愛を鬱陶しく思っていたため、自分の事をあきらめさせようと、彼に告げます。

「私のもとへ百夜通ったなら、あなたの意のままになりましょう」

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それを真に受けた少将は、それから小町の邸宅へ毎晩通い続け・・・

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九十九日目に病に倒れ、最後の一夜を前に世を去りました。
・・・・・・・・・・
そして、この物語は「百夜通い」といわれ、能舞台などで演じられています。

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深草少将の気持ちは、結局相手に届きませんでしたが、
小野小町が多くの歌を詠んだことから、随心院にお参りすると手紙が上達すると言われています。

自分の思いを手紙に託して・・・。



子どもの頃から、作文を書くのは得意なほうでした。でも、自分の気持ちを相手に伝えるのは、下手だったかも・・・。意識しすぎると、言えない言葉。「好きです」 「ありがとう」 「ごめんなさい」
昔、とても、とてもお世話になった人に、言いそびれた言葉があります。たくさんの月日が流れても、言えなかった後悔の気持ちが消えることはありません。もう届かないけど・・・。
「ありがとう」そして、「さようなら」
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京都らしい光景 [その他]

暫く京都らしい記事から遠ざかっていたので、ここらへんで軌道修正。
素敵なお寺を紹介しようと思っていたんですよ。
でもこれって、とても京都らしい光景なのかもしれません。

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チョンマゲがケータイ

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ラッキーなのか、アンラッキーなのか、拝観のお寺がドラマの撮影で使われていました。

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きれいなお庭を撮りたかったのに・・・。機材がズラ~ッ。
でも撮影の見学はOKだったんですよ。さすがに写真は撮れませんが・・・。

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そのドラマとは、来年の新春ワイド時代劇。7時間ぶっ通しのやつね。
家に帰ってネットで調べたら、主演「高橋克典」って!えっ、あそこにいたの~。見なかったけど・・・。
新春時代劇ってあんまり興味なかったですけど、来年は見ます。たぶん。

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ラバーダックプロジェクト(大阪) [その他]

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去年の夏の終わりに、都会の真ん中でプカプカと気持ちよさそうに浮かんでいた
黄色いあの子。今は何処にいるのかな・・・。

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この黄色いアヒルちゃんは、千島土地株式会社が「水都大阪2009」の
イベントの一環として、大阪天満橋「八軒家浜」で展示。
その愛らしい姿は、仕事帰りのOLさんや、サラリーマン達の心を癒してくれました。

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そして2009年の冬。「帰ってきたラバー・ダック&リバーサイドカフェ」イベントで、再び登場。

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そして・・・

今年は「名村造船所跡地(大阪市住之江区北加賀屋4-1-55)」で、2010年10月1日~3日に
またまたアヒルちゃんが現れます。 同時期に、「水都大阪2010・水辺の秋祭り」が開催。


■River!リバー!りばー!~リバリバ大阪2010(リバリバ大阪)>公式HPはこちら
■フードフェスティバル食べ阪2010(中之島公園)>公式HPはこちら
■ベイ&リバーサイドパーティ OSAKA 2010>公式HPはこちら
■千島土地株式会社(アヒルちゃんの持ち主)>公式HPはこちら
■フロレンタイン・ホフマン(アヒルちゃんを生んだ人)>公式HPはこちら


「黄色いアヒル」ということで、色の話を少し・・・。
黄色は色彩心理学的にいえば「甘え、依存、求愛」の色といえます。誰かに甘えたい。愛されたいというときに、黄色を好む傾向があるようです。だから子どもは、黄色が好き。
去年の大阪の水都イベントで人気者だった黄色いアヒルちゃんは、子どもというより大人に人気でした。大きな一眼レフカメラを持って、アヒルちゃんの写真を撮る大人たち。アヒルちゃんグッズを買うために、何時間も並ぶ大人たち。
これって色の効果?大人だって、まだまだ甘えたいし、愛されたいということなのかな。

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文化庁メディア芸術祭 [その他]

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「文化庁メディア芸術祭」が京都芸術センターで行われています。

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最先端のテクノロジーを駆使したインタラクティブアートが
京都芸術センターのさまざまな場所に展示されています。

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光と影の動きに振り回されて・・・。

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いつの間にか無心で遊んでしまう。

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大人になると、アーティストの意図を深読みしがちで、
何も考えずに遊ぶというのが難しくなっていましたが、
このイベントは、ひさしぶりに子どもの感性に戻ることが出来ました。

文化庁メディア芸術祭 http://plaza.bunka.go.jp/kyoto/index.html


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