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名水の里 伏見 [街]

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水の町「伏見」は桃山時代、伏見城の城下町として栄えました。
町を流れる川は淀川に通じ、大阪へと続きます。
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良質の湧き水にも恵まれたことから、多くの造り酒屋が軒を連ね
一時期は83件もの酒屋があったそうです。
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米を運ぶ川。良質の湧き水。
伏見は酒づくりの町として発展し、辛口の酒で知られる兵庫の灘は「男酒」
きめ細かでまろやかな風味の伏見は「女酒」と呼ばれました。
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昭和3年、この良質の湧き水に危機が訪れます。
奈良と京都に地下鉄を通す計画が持ち上がるのです。(現在の近鉄奈良線)
地下鉄が出来てしまうと水脈が途絶えてしまう。
「伏見の水を守りたい」と人々は訴え、その水脈は守られました。
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そして今、伏見の水は多くの人たちに愛され親しまれています。

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